【AGV PISTA GP RR】オリジナル塗装|完成したF4RR仕様を紹介

AGV PISTA GP PRの塗装 バイク関連
2026年10月追記

AGV PISTA GP RRをオリジナル塗装に出し、完成した実物を紹介します。
ベースにしたのはグロスカーボン仕様のPISTA GP RR。
愛車のMVアグスタ F4RRに合わせて、

  • ホワイトをメインカラーにする
  • F4RRの赤いラインを取り入れる
  • 元のカーボン地を部分的に残す
  • F4RRの「RR」ロゴをヘルメットへ移植する
  • TAiとしてのオリジナル要素を加える

という方向でデザインしました。
前の記事では、コンセプト作りからデザイン案の作成、Instagramで700票以上集まったアンケート、塗装業者へ渡した資料まで紹介しています。

この記事ではその続編として、実際に完成したヘルメットを各方向から見ながら、デザイン案がどのように実物へ反映されたのかを紹介します。
ネット上で完成品の写真を見るだけでは分かりにくい、
「元のカーボンをどう残したか」
「車体のデザインをどうヘルメットへ移したか」
「平面のデザイン案が立体物になるとどう見えるのか」

といった部分も、実物写真と一緒に残しておきます。

※ヘルメットの塗装は、使用する塗料や溶剤、施工方法によって素材へ影響する可能性があります。実際に施工する場合は、メーカーの注意事項を確認したうえで、ヘルメット塗装について知識のある専門業者へ相談することをおすすめします。

こんにちは。TAiです。

AGV PISTA GP RRを塗装に出してから数ヶ月、ついに完成品が届きましたので開封します。
ヘルメット塗装のこれまでについてはこの記事を参考にしてください↓

こんな人にオススメ

・AGVのヘルメット塗装の事例を探している人

・カーボンヘルメットの塗装事例を探している人

ヘルメット自体はずっと前に購入していて1年くらい部屋の隅に放ったらかしにしていました。

せっかくなので塗装に出してみたのですが、塗装中の数ヶ月はワクワク状態でしたのでとても長く感じました。
まるで気分は小学生。
普段は社畜として生計を立てているので久々にワクワクする気持ちになれて幸せです。

前置きはこの辺にして、本題に入ります。

塗装されたヘルメットを開封!

ヘルメット塗装

ヘルメットを業者さんへ送り出してから数ヶ月後、ようやく届いたので開封していきます。
中身は無事かな?なんて思いながら段ボール箱を開封し、中に入っていた黒い箱を取り出します。
AGVの箱がもはや懐かしい。

あー、こんな感じで布被ってたな。
ちなみにヘルメット購入時についていた説明書や備品類は家に保管しています。
なのでこの箱にはヘルメットしか入っていません。
衝撃を吸収するための白いプチプチ(伝わりますか?)を気持ち多めに入れたのを思い出しました。

余談ですが、箱から出すときに後頭部のスポイラーが割れないか心配になるのは私だけでしょうか・・・?
普段使いでもどこかにぶつけてしまいそうな雰囲気ありますよね。。。

まずはよくぞご無事で我が家までたどり着いてくださいました。

塗装されたPISTA GP RR-TAi-とご対面!

いよいよ塗装されたヘルメットとご対面。。。
ジャジャーン!!

なんだろう。少し派手っぽい?
シンプルなデザインにするつもりが、若干攻撃的な雰囲気を感じなくもない。

デザイン案と完成品を比較して感じたこと

デザイン案をPC上で作っているときと、実際に立体物として完成したものを見るのとでは、印象がかなり違いました。
特にヘルメットは、正面・側面・後頭部・頭頂部で曲面のつながり方が異なります。
平面上では離れて見えていたラインや文字も、実物では角度によって同時に視界へ入ります。
そのため完成品を見ると、当初想像していたより少し情報量が多く、攻撃的な印象になりました。

ただ、PISTA GP RR自体がレーシング色の強い形状であることや、F4RRの車体デザインも赤いラインとロゴを多く使っていることを考えると、結果として車体との相性は良かったと思っています。

今回のデザインで意識した3つのレイヤー

完成品を見ながら整理すると、今回のデザインは大きく3層に分かれています。
1.PISTA GP RR
ベースとなるヘルメットそのものの形状と、元からあるカーボン。
2.MVアグスタ F4RR
白・赤・カーボンの配色、RRロゴ、F4RRロゴ、Motorcycle Art。
3.TAi
Instagramのアカウント名、TAiロゴ、「TAi専用」というオリジナル要素。
完全にゼロから新しいデザインを作るのではなく、
AGV → MVアグスタ → TAi
という順番で既存の要素に自分の要素を重ねていった形です。

その結果、
「AGV純正のF4RRコラボモデルが存在したら、そのさらにTAi仕様」というようなデザインになりました。

個人的には、単に好きな色やロゴを並べるよりも、最初にこうした関係性を決めておいたことが全体の統一感につながったと思っています。

とはいえ、自分が依頼したデザインが再現されると嬉しいものですね。
正面はPISTA GP RRの他デザインのモデルを意識しました。とくに顎部分。

右側。インスタのアカウント名を入れてもらいました。(フォローしてね!

左側はインカムをつけるのでロゴ等はなし。
私は基本的にシンメトリー(左右対称)デザインが好きなのですが、インカムを付けなければならないのでこの部分は仕方がありません。

側頭部はF4のサイドカウルにある『RR』のデザインを流用しています。

MVアグスタF4とヘルメット塗装

黒っぽい『R』は元々のカーボン地が見えるデザイン。

後頭部。F4RRのロゴがデザインされています。
F4、F4R、F4RRでは車種ごとに若干違うロゴデザインになっています。
後頭部にはアカウント名などの名前を入れようか正直迷いましたが、以前のヘルメットデザインを継承させたかったのもありF4RRモデルのロゴをデザインしてもらいました。
黒っぽく見える部分はもちろんカーボン地。
『Motorcycle Art』はアグスタのキャッチコピー的な文言なのもあって車種名の下に入れることにしました。
この文言ももちろんカーボン地を残すデザイン。

リアスポイラーは後ろの部分だけデザインが入っています。
が、中央部分をよく見るとTAIになっていたりします。
正面からは見えず、下を向いた時に後ろから見えるデザインです。
これでアカウント名も入れることができました。

そしてAGVロゴをさりげなくオリジナルのTAiロゴに。笑

頭頂部には『TAi専用』と筆文字で入れてもらいました。

ここに入れる文字は事前にインスタでアンケート企画を行い、投票数の多かったデザインを採用しています。
候補は3つあり、この文言が最も獲得票が多かったです。
ちょっと厨二病?的にも感じられますが、わざとハズしを入れることで魔除けにする的な感じの認識でいます。(苦しい言い訳)
あとはフォロワーさんからの投票が1つのカタチとなったことで個人的には謎の一体感を感じていたりするのでそういった意味でもお気に入りポイントです。
名前が書いてあるので無くしても見つけやすいですね!

ちなみにこれまで使用していたSHOEIのZ7と比較するとAGVヘルメットは前後に長いデザインです。

素人がヘルメット塗装を依頼してみた感想

今回はPISTA GP RRの塗装事例を紹介しました。
ネットで調べてもなかなか情報が出てきませんでしたので、せっかくなので発信してみることにしました。
これまで使っていたヘルメットの比較はこんな感じ。

所感としては概ね満足です。
自分のデザインが固まっていたこともあり、一方的に条件をお伝えする形での依頼でしたので比較的スムーズに進んだ印象でした。


私自身、ヘルメット塗装の依頼は初めてでしたが、完成イメージや希望条件を事前に整理して伝えることで比較的スムーズに進めることができました。
施工方法や対応範囲は業者によって異なるため、初めて依頼する場合は事前に確認しておくと安心だと思います。
やっぱりこういったオリジナルのものは完成まではとても待ち遠しくなりますね。
まだかまだかとワクワクしながら心待ちにするような少年心を久々に思い出させてくれました。
そして想定されていた納期よりも若干早く届いたこともあってか開封時は嬉しさ倍増でした。
まだヘルメットをしっかりと使用していないので、実際の使い心地などはまた書いていきたいと思います。

完成して分かった、やって良かったこと

今回一連の流れを経験して、特に良かったと思うのは、
完成品だけでなく、そこへ至る過程そのものを楽しめたことです。

最初に「白くしたい」と考えただけだったものが、
F4RRとの統一感を考え、
カーボンをどこまで残すかを決め、
ロゴを配置し、
Instagramで意見を聞き、
平面のデザイン案を作り、
それが最終的に実物になりました。

既製品を購入する場合とは違い、
なぜこの色なのか
なぜここにこのロゴがあるのか
なぜこの部分だけカーボンなのか

という理由を、自分ですべて説明できます。
これがオリジナル塗装の一番面白いところだったと思います。

これから塗装を考えるなら

自分の経験から、これからオリジナル塗装を依頼するのであれば、
① コンセプトを決める
何をテーマにするか。
② 残したい部分を決める
元の素材やロゴなど、消したくないものを整理する。
③ 配色を絞る
色を増やしすぎず、何と合わせるかを考える。
④ 各方向から確認する
正面だけでなく、左右・後ろ・上からどう見えるかを考える。
⑤ できるだけ具体的な資料を作る
言葉だけでなく、位置や大きさが分かるイメージを施工者へ伝える。
この5点は先に整理しておくと良いと思います。

私の場合は、完成品そのものだけでなく、F4RRと一緒に置いたときに一つのデザインとして見えることを最も重視しました。
結果として、
「自分のバイク専用のヘルメットを作る」
という当初の目的はかなり達成できたと思っています。

前編では、この完成形へ至るまでのデザイン検討や、実際に業者へ渡した資料も掲載しています。
完成品だけでなくデザインを決める過程から見たい方は、そちらも参考にしてください。

今回は以上です。
ヘルメット塗装を考えているものの、なかなか踏み出せずにいる方の参考になれば嬉しいです。

※2026.10.追記
記事を一部修正。PISTA GP RRのモデルチェンジの噂あり。

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